簡易温室の完成

 だいぶ時間がかかってしまったが、何とか温室らしきものが完成した。

まずは、柱を立てる。

見ての通り、幅がせまい温室なので柱を立てただけでは風が吹いたら転がっていく。
転がっていくのは見たくないので、フェンス側をフェンスの支柱に、反対側はサンルームに固定した。
屋根を乗せるために、垂木を組み上げていく。
ここで、ちょっとしたミスが。
垂木がちょっと斜めった。
面倒なので気づかないことに。
屋根の素材はポリカーボネートの波板を使用したが、波板の波はまっすぐだけど、垂木は斜めなので真下から見るとバレる。
波板は波になっている山の部分に空間ができてしまうので、虫が入らないように隙間ができないスポンジのようなものを詰めて張っていく。
また、屋根の傾斜に合わせて廃材を加工した板を張り付けた。
こんな感じで作っていると「掘っ立て小屋」感が出るのではないかとこの時に少し心配に。
周囲はビニールで囲う。
本当ならポリカーボネートで囲みたいところだが、予算の問題でビニールで。
サンルームと同じ幅なので、真夏は風が通らないとサンルームや母屋の高温化が心配なので、フェンス側とサンルーム側に窓をつけることにする。
窓といっても両側に大きな穴が開けばいいわけで、150×50の取り外せるビニール張りの板を作成した。
奥側には出入りできる扉もつけなくてはならず、蝶番を使って扉を作成したが重さに耐えきれそうもないので蝶番を追加した。
どんどん「掘っ立て小屋」感が強まっていく。
サンルーム側以外がほぼ完成してから、サンルームを覆いつくしているパッションフルーツの伸びすぎた蔓をカットして、サンルームに固定してあったネットを温室側に移動した。
まだ青い実がぶら下がっているのだけれど、完熟してくれるのか。
一応、「掘っ立て小屋」感満載の簡易温室が完成した。
まだ細々したところは手を入れる必要があるけど。
温室で作りたいものなどをいろいろ想像しながら作成していたが、土を掘ってみるとパッションフルーツの根がすごい勢いで張っている。
何かほかの作物は作れるのだろうか。














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